神楽坂きものスタイル

ー 「きもの」を母から娘世代へ

〒162-0825 東京都新宿区神楽坂3-4-1神楽坂山本ビル4F
03-3235-3357 11:00〜18:00
TOPコラムおまいり日和
おまいり日和
おまいり日和 2016年9月14日

きものブログ9月

9月のおまいりは、
神楽坂、坂上
赤城神社へ。

 9月になって、すっかり涼しくなりました。きものは、7月・8月の薄もの(絽や紗のように透けたきもの)から単衣(ひとえ=裏が付いていないきもの)に替わります。そして10月になると袷(あわせ=裏が付いているきもの)になります。

 木綿でできているゆかたも夏のきものですが、行事や気温に合わせてもう少し長い期間、着る人が増えてきました。9月の17日(土)、18日(日)、19日(月・祝日)、赤城神社のおまつりに行くからと、ゆかたの着付けの予約もありました。きっと、この日がこの夏のゆかたシーズンの最後かもしれません。

 そこで、9月のおまいりのおすすめは、700年の歴史をもつ赤城神社です。それまで深い森の中にたたずむようだった赤城神社が、今のようなモダンな神社に生まれ変わったのは、2010年のこと。

 神楽坂通りを折れて鳥居をくぐると、石段の先に広がるのは、お社(やしろ)と空だけ。社殿のたたずまいには無駄がなく、ただ空へとつながっています。リニューアルの監修は、建築家の隈研吾(くま・けんご)さん。いずれは元の森に戻すことを視野に入れた設計です。

 境内、お社に向かって右にはカフェ(「あかぎカフェ」)があって、ここからの眺めも独特です。そして、向かって左は菅原道真を祀る、合格祈願のための蛍雪天神です。もともとは北野神社という名前だったらしいのですが、旺文社の寄付で再興されたため、この名になったそうです。旺文社と言えば『蛍雪時代』、というわけです。

 赤城神社に祀られているのは、岩筒雄命(いわつつおのみこと)。火の神の子といわれ、厄除けや学問・芸術の神さまとして信仰されています。そして、赤城姫命(あかぎひめのみこと)が祀られています。この神さまは、おまいりに来た女性の願いごとを叶える女神さまといわれ、良縁成就、安産を願う女性たちの守り神です。

 古い歴史と、モダンなたたずまいの赤城神社は、おまいりはもちろん、散策におすすめのパワースポットです。水木しげるさんが祈祷に訪れたご縁からつくられたお守り(ゲゲゲの鬼太郎のデザイン)も魅力的です。

 周辺にも、クリームパンで有名な「亀井堂」や猫グッズが揃った「猫の郵便局」、最近注目の島のレストラン「離島」、個性的な花と植物の「小路苑」など、神社のぐるりをめぐりながら坂下へと歩き、「神楽坂きものスタイル」に寄ってください。お待ちしています。